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■ナイト・オブ・ザ・リビングデッド □ジョージ・A・ロメロ





話:★★★★★★★★☆☆
恐:★★★★☆☆☆☆☆☆
酷:★★★☆☆☆☆☆☆☆
艶:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

(話→ストーリー、恐→恐さ、酷→残酷さ、艶→エロさ)



■ナイト・オブ・ザ・リビングデッド □night of the living dead

監督: ジョージ・A・ロメロ

脚本:ジョン・A・ルッソ

出演: デュアン・ジョーンズ、ジュディス・オディア、キース・ウェイン、ジュディス・リドリー、カール・ハードーマン、マリリン・イーストマン、ラッセル・ストライナー




▼ストーリー概要▼

 墓参りに来た兄妹に、突然、不気味な男が襲い掛かった! 妹のバーバラはやっとの事で民家に逃げ込んだが、無人だと思われた家には無惨な死体が転がっていた。 一体、何が起っているのか?
そこに黒人青年が飛び込んで来て、家中の窓やドアを釘付けしていこうとする。家の外には、不気味に蠢く人影が続々と増えていった。
 彼らは墓から甦り、生きた人間を襲って人肉を喰らうゾンビだった! 二人は必死の攻防を繰り広げるが、襲いかかる恐怖にバーバラは少しずつ正気を失っていく。




▼ひとこと▼

 ロメロ版「男女7人夏物語」(笑)。失礼しました怜。恐怖のと加えた方が適当かな。

 まぁ~、何はともあれ、ロメロ監督の初監督作品にして、歴史的傑作です。「噛み付かれたらゾンビになる」「頭を打ち抜けば死ぬ」といった、いわゆる一般的な「ゾンビ」とよばれる化け物を定義づけした作品とも言えます。

 公開が1968年という大変古い映画ですが、今なお大きな支持を受けており、様々なヴァージョンやリメイク版も出されております。それもこれも、この手の映画としては異例とも言えるほどの、しっかりとしたストーリーがあるからであり、今見直しても何ら違和感が無いほど斬新なのである。

 ロメロ監督の作品には、人種問題やヴェトナム戦争等々社会問題に対するメッセージが込められている。本人が語っているものではないので、真意はわからないが、極限状態における人間の心の弱さや醜さは、嫌というほど伝わってくる。

 残念な事に、本作をいくら一生懸命評価したところで、他の意味の無い残酷ゾンビ映画と一括りにされてしまいがち。多くの方に鑑賞していただけないのが現実である。
 
仕方ないことではあるのだが....。
このレビューを見て、鑑賞された方が一人でもいれば幸いである。
衝撃のラストシーンを是非是非ご覧あれ。


▼化け物データ▼

種別:ゾンビ

【特徴】
基本的に、ヨロヨロゾンビではあるが、最初に兄弟を襲ってくるゾンビには、注意が必要。少々であれば走れるし、石を使って窓ガラスを割ってくる。知能は原始人なみ(笑)


スピード:★★★☆☆☆☆☆☆☆
パワー :★★★☆☆☆☆☆☆☆
知能  :★★★☆☆☆☆☆☆☆

弱点 :頭を打ち抜くこと
その他:石や棒を使用する場合がある。




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